リスニング~10日で50点あげる?TOEICPart2の対策(②)~疑問詞の攻略

前回記事「リスニング~10日で50点あげる?TOEICPart2の対策(①)」では、10日で50点あげるために優先的に行うべき対策、その順序について記載していきました。前回記事をよまなくても読めるような構成を本記事では心がけておりますのでご安心ください。今回記事では各対策にかけるべき日数、具体的対策方法・おすすめ教材、活用方法について記載していきたいと思います。リスニング対策の根幹となる部分は読んでおいた方が把握しておいた方が効果的に勉強を進められると思いますので、過去記事「【単純明快!】リスニングができない原因はたった2つ」はぜひ読んでいただければと思います。

各対策にかけるべき日数

私が考える配分は以下の通りです。

  • 出題されるひっかけパターンの把握(0.5~1日)
  • Part2で出題される疑問文と設問文の英文読解(4日)
  • WH疑問文の暗記(5日)

出題されるひっかけパターンの把握(0.5~1日)

まず出題されるひっかけパターンの把握に1日、Part2で出題される疑問文と設問文の英文読解に4日、WH疑問文の暗記に5日が適切な配分日数かと思います。暗記に自信のない方は、②を3日、③を6日という配分でもよいかと思います。代表的な引っ掛けパターンを記載すると大きく2パターンです。

  • 流れる英文と設問文に類似の音または同じ語を使用する
  • Yes,Noでの答えを期待させる問題

順番に例を出していきますね。

流れる英文と設問文に類似の音または同じ語を使用する

How many copies do you need?

  • (a)These are copies.
  • (b)I like coffee.
  • (c)Two,Please

設問文のcopyという単語、coffee同じ語句、類似の音による引っ掛けを狙っております。copyとcoffee,walk work,degree,agreeなどが、頻繁に出題される語は押さえておきましょう。

Yes,Noでの答えを期待させる問題

Do you want to eat out tonight or stay home?(外食したいですか?それとも家でたべますか?)

  • (a)Yes, I want to have curry.(はい、カレーを食べたいです。)
  • (b)I am very hungry.(おなかがすいています。)
  • (c)Let’s go to Steave Hamburger.(スティーブハンバーガーへ行きたいです。)

 こちらはDo you ~ という質問を投げているので、Yes、Noで答えたくなりますが、(a)は誤りです。正解は間接的に外食したいと答えている(c)が正解となります。

具体的対策方法(教材の活用法含む)

出題されるひっかけパターンの把握(0.5~1日)

この記事で記載したポイントを抑えたうえで、リスニング対策用の教本(このタイミングでは模試形式の本でない方がいいと思います。)を使用して、まずはパラパラとコツに関する記載をざっと眺めて読みます。3回程度軽く読んでください。ふーんこんなコツがあるのかとだいたい把握出来たら、各コツに関連した例題を少し解いて次のコツにかんする問題に取り組んでください。各コツの問題をたくさん解く→次のコツの問題を解くという解き方・勉強方法は、私はおすすめしません。もし小さいコツ含めてコツが、全部で3個あるとすると

いまいちな学習

{コツ1(9問)→コツ2(9問)→コツ3(9問)}x1回

おススメの学習

{コツ1(3問)→コツ2(3問)→コツ3(3問)}x3回

という感じです。これはコツ1を意識してから、コツ3を練習するまでの時間が長くなってしまうためです。コツにどんなものがあるかを定着させるという意味では、各コツの問題数を減らしてサイクルを3回にした方が効果的だと思います。技術を手っ取りばやく習得するならTOEIC(R)L&Rテスト直前の技術の教材がおススメです。時間がなく、速攻性を求める人には良い教材です。

Part2で出題される疑問文と設問文の英文読解(4日)

先ほどと同様こちらも疑問文に対する章が3つほどあったとすると{章1(10問)→章2(10問)→章3(10問)}x3回のように、1章当たりの問題数をコンパクトに何週もする方が疑問文のパターンを習得する上で効果的です。文法の解説書と付随している問題集でおススメはForestのシリーズが良いと思います。文法書として定評がありますし、とてもレイアウトが見やすかったです。中古だと安いので手元に置きたい1冊です。

WH疑問文の暗記(5日)

模試形式の設問文をノートやPCに書いて転記していきましょう。音読するまでに意識するべきことは前回記事の「リスニング~10日で50点あげる?TOEICPart2の対策(①)」の対策順序とその理由を見ていただけると幸いです。(文法を解釈したうえで音読しましょうという内容です。)転記すると、30~40くらいの質問文になると思います。あとはすぐに意味が頭に入ってくるまで練習してください。

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